ゼロからはじめるデザイン思考 ~道づくりパズルでプログラミングに挑戦!~

開校日:2024年8月11日

■内容

ゼロからはじめるデザイン思考 ~道づくりパズルでプログラミングに挑戦!~


■講師

神戸学院大学 経済学部 教授 井上 喜博 先生



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今回のワークショップは、夏休み特別企画として4日間開催するプログラムの第3回目にあたり、小学生とその保護者10組22人が参加しました。


はじめに、人間が持っている知識について、「形式知」と「暗黙知」の2つに分類されることを普段の生活場面を例に説明しました。
「形式知」は、カレーを作る際の、食材を切る、煮込む、ルウを入れるなどの手順のように言語での表現や数値化が可能な知識のことを言います。
対して「暗黙知」は、カレーを美味しく作りたいと思うことや、家庭ならではの隠し味など、個人の中に潜む経験や価値観などが該当します。
これらの「形式知」と「暗黙知」から、自分がどうしたいかを考え、失敗を繰り返しながら目標に近づくことが「デザイン思考」であると伝えました。


次に、アジャイル型開発について紹介しました。
アジャイル型開発は初めから厳密な仕様は決めず、テストと失敗を繰り返しながら開発を進める手法です。
参加者は、これに関する計算問題を解いた後に、パズルを使用したワークを行いました。パズルでは直線とカーブの道を組み合わせて、スタート地点からゴールへの道筋を考えました。いくつかの障害物があり、それを避けて道を作ります。
デザインを頭の中で考え、実際に道を作り上げ、最後に自動ミニカーを走らせて道が正しくつながっていることを確認しました。




参加した保護者の方からは、「子どもが楽しめていたので参加して良かった」「頭を使うのが楽しかった」などの感想を聞くことができました。



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