rest gallery
兵庫県出身のアーティストによる 椅子や壁画・立体アートを各階で展示。
兵庫県出身のアーティストによる
椅子や壁画・立体アートを各階で展示。
レストスペースをギャラリーのように仕上げました。
各アーティストの作品を真近でお楽しみください。
1階 レストスペース
作品タイトル《 Bright Dawn, Kobe 》
神戸で学生時代を過ごしましたので、山があって海があって、明るい街並みを覚えています。その風景を念頭に描きました。
横に走る赤い線は、私の心の中にある神戸の稜線です。まずはそこを起点に制作しようと思いました。そこで少し気持ちが整いました。
皆さまと一緒に絵画が立ち上がっていく瞬間を共有できる時間は本当に楽しく、素晴らしい経験をさせていただきました。
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2022年10月9日ライブペインティングを実施。
2階 レストスペース
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人と一緒で木にもそれぞれ個性がある。
一種一色でまとめるのはもちろん綺麗で好きだけど、それぞれの持つ個性や色が集まってこそ出来る楽しそうな感じも好き。 -
大好きな神戸の街並みを自分なりの表現で描いた作品です。
夕日に染まる六甲山やキラキラと輝く街並み、光が反射する水面を楽しみながら描きました。小学生時代最後の作品です!
3階 レストスペース
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2022年春に大丸神戸店のメインステージ(写真下)で飾られた桜の木を使って家具を、とのご依頼で製作。
生木だったので割れや腐れが心配ではあったが、割れ自体も木の持つ特性の一つ。
本来ならちゃんとゆっくり乾燥した材を使うのがセオリーだが、いっそそんな割れや腐れの変化も見て楽しめるようなモノにできないか挑戦してみた。
本体を通常よく使う輸入材のチェリーで強度を保ちつつ、アクセントとして皮付きのままの展示されていた桜を見せてみた。
荒い木肌や断面で、木の本来の質感や表情、木の存在そのものを実感してもらえたら嬉しい。 -
一本の針金を切ることなく曲げて作ることに喜びを感じ創作しました。葉や蔦など植物を中心に、そこに住むリスや鳥、蝶やトカゲなどを一本で描くことで、生命の繋がりを描いています。
3階南 レストスペース
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百貨店のウィンドウディスプレイは短期間で役目を終え、その材料は廃棄されることも多いため、ディスプレイで使用した間伐材のクリスマスツリー(写真下)を再利用、椅子を作れないかと、大丸神戸店からご相談を受け、ベンチをデザイン。
ツリーからの継承と更新という意味も込め、木の表情を大切にしながら変化を感じられる ような意匠を目指し、ベンチの造形を柱と絡むL型に設計、同じ形状がランダムに配置されるこ とで奥の空間との一体感を作り出している。
木の固まりを積み重ねて座面とする構成でパブリックアートのような印象を与え、座る以外にも物を置く、ディスプレイとして活用するなど複合的に使われることを願っています。
4階 レストスペース
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椅子は座ることにより道具となるのですが、その場にある事で空気観が変わる力も持っています。
六甲山の豊かな山で育った木々は私の作る椅子に又違うエッセンスを加えてくれました。
視界に入った時の柔らかな雰囲気、手で触れた時の鉋跡の質感、座った際の安心感
作る前に朧げに思っていた感覚が今回の椅子とベンチになりました。 -
この作品は大丸神戸店のために描き下ろした作品「in bloom」です。
神戸市の市民の花である「あじさい」と、市民の木である「さざんか」を纏った二人の女性が、リラックスをして楽しくおしゃべりをしているようなシーンを描きました。
私にとって大丸神戸店は、子供の頃から三宮・元町に行ったら絶対に立ち寄る、大好きで思い入れのあるお店です。
そこに自分の作品が加わることに驚きと喜びでいっぱいです。
これからはこの絵が、お店にいらした方々のお買い物のひとときの楽しみになってくれると嬉しいです。
5階 レストスペース
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限られた設置空間に合わせて、最低限のシンプルな構成でベンチをデザインしました。
ベンチの脚の形状を切り株の根のように、中心から外へ広がった意匠にすることで素材との親和性を高め、重量感もありながら、柔らかさや温かみを感じられるように目指しました。
5階のテナントや来店者を意識し、肌触りも良い杉の無垢材を使用。
使い込むことで木が表情を変えていく様子も楽しんでもらいたい。 -
"弾む空気"が港町から旅に出る。
イルカの群れがあとを追う。
カモメが飛び交い雲を越える。
陽光を振り向くと
港町の山々の稜線が弾む軌跡と重なった。
6階 レストスペース
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このデザインは、しとやかで美しい佇まいをもつ家具になればという構想がありました。
主張しすぎず、でもどこか魅力的な表情を覗かせるような。
それは、座面の一部を鋼板で構成することによって表現できる、さりげない表情だと思います。
装飾的な処理はしていないので、どんな空間にも溶け込みながら、ふと座った時に感じる、さりげない素材とデザインの心地よさを楽しんでもらえればと思います。 -
私のストライプの線は「糸の振動」をイメージしています。
私たち人間も、地球も宇宙も全ては「エネルギーの糸の振動」という同じ原材料からできていると謳う超弦理論に則り、物質の根源的なシンプルな状態を表現したいと思っています。
目まぐるしく変わっていく時代の中で、シンプルさを見つめ直し、"物質としてただそこに存在する"という、良し悪しのない状態が心地良いなと思うのです。
今回の壁面のアートワークでは、空や海、山などの風景と煙が見え隠れするアートワークをシンプルに削ぎ落としたデザインに落とし込みました。
7階 レストスペース
「ギフトフロアの脇のスペースなのでその環境との調和も考えてほしい」とのご要望をお聞きした上でデザインしてみました。
いろんな木の表面、断面の表情、素材感を感じていただけるかな。
ベンチで使ったようないわゆる銘木と言われるものから、枝材、いつか使うかもと何年か前に伐採した松、既製品のチーク古木のウッドパネル、以前工房の床に使っていた構造用合板、ホームセンターでよく見るツーバイフォーでおなじみのSPF材、ひいては庭に落ちてた何かの鳥の巣まで余計なジャンルのこだわりは捨てて使ってみました。
ミラーを使ったのは奥行き感を錯覚できるようにと、シャープな印象の異素材を合わせることで少し緊張感をプラスするため。
対面の壁には輪切りパネル。最近流行のレジンで固める手法より、立体感を重視して奥行きのあるものに。
ベースの塗装はこれもホームセンターで売ってるアイアン風塗料。〇〇風って言うフェイクっぽいのもどうかな?と思いつつも、そんな売り文句を気にするよりも凹凸感のある表情を塗装として今回求めてるならばそれを使えば良いかと言う判断。
各業界いろんな自主規制で使える素材も制約されてきてる現在。ものづくりはもっと自由であるべきだと思う。
8階 レストスペース
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このデザインは、しとやかで美しい佇まいをもつ家具になればという構想がありました。
主張しすぎず、でもどこか魅力的な表情を覗かせるような。
それは、座面の一部を鋼板で構成することによって表現できる、さりげない表情だと思います。
装飾的な処理はしていないので、どんな空間にも溶け込みながら、ふと座った時に感じる、さりげない素材とデザインの心地よさを楽しんでもらえればと思います。 -
一本の針金を切ることなく曲げ一筆書きで「人」を描き出しました。まるで金属に生命が宿ったかのような神秘を感じていただけると幸いです。
もっと知りたいrest gallery!
各階の作品をレポートしました。