Artists
ミクロの連鎖が生む景色
YAMAMOTOYUKYO山本雄教
1988年生まれ。“すぐそこにあるものこそが、あらゆるものにつながっている”という世界観のもと、一円玉や米粒などを用いて日常的な価値観や社会とのつながりを見つめ直すきっかけとなる作品を生み出しています。
一瞬の美しさを閉じ込める
ARASEFUMIYO荒瀬史代
1980年生まれ。移ろいゆく季節の中で儚くも力強く咲く花々の姿を、絵にすることで留めています。簡潔な線で鮮やかな色彩を引き立てる繊細な作風が特徴です。
- 作家来場
- 11月3日(水・祝)・7日(日)各日11時~17時
咲き誇る花々に惹かれて
IIDAAYAKA飯田文香
1990年生まれ。花々への造詣が深い母の影響で花々を中心に据えた作品を多く制作。画面に広がる綾のように重なり合った幻想的な世界は、人と四季との移りかわりを感じさせます。
Artists
ダウナーな世界に潜む物語
ASANOJUNKOアサノジュンコ
1974年生まれ。ノスタルジックな風景の中で、擬人化した動物たちが繰り広げるシュールな世界観が特徴です。近年はニューヨーク、シンガポール、台湾でも個展を開催。立体制作にも取り組み、活躍の場を広げています。
どこか懐かしい光景
UWASUMOTONORI上須元徳
1975年生まれ。街並みや建造物、乗り物、植物を題材とし、独特の色彩とゆるやかな線を用いて制作。幼少期を思い出す光景や、どこか異国の風景を思わせる雰囲気が魅力です。
視点を変えて見えるものは
SATAKERYUZO佐竹龍蔵
1987年生まれ。岩絵具の透明感を生かし、単色を薄く塗り重ねる独自の点描法で肖像画や風景画を描きます。作品に目を近づけたとき、遠ざけたとき。距離によって変化する表情をお楽しみください。
見るものの記憶に呼応する
OKADANAMI岡田菜美
1991年生まれ。自身が訪れた場所をモチーフに「まだ意味を持たない風景」の関連性を作品の軸とし制作。異なる体験を持つ鑑賞者に既視感や時を超えた心象風景を想起させます。
生命力を静観する
KANAZAWATAKASHI金澤隆
1986年生まれ。箔、金属泥等を用いて、金属特有の輝きを放ち重厚感溢れる作品を制作しています。繊細な筆致で描かれる迫力ある動物たちに魅了されること間違いなし。
Artists
アヒルを描く謎の作家
SKYスカイ
カリカチュア(誇張似顔絵)で鍛えた鋭い洞察力と表現力によって、クールでニヒルなアヒルを描く匿名の作家。見るものを圧倒する存在感はアヒル好きならずとも必見です。
線描の世界へ誘われる
KOBAYASHINORIYUKI小林範之
1986年生まれ。岩絵具を用いた宇宙に引き込まれるようなタッチが特徴。日本画の持つ素材の美しさを生かし、繊細な線描の世界の中に自然の美しさや生命の輝きを描きます。
鋭く美しい生命の輝き
TAZUMISHINNOSUKE田住真之介
1989年生まれ。日本画の古典をルーツに精緻かつ温かみのある世界を追求する新進気鋭の画家。写生に重きを置き、生物や自然の中にある命の輝きを在るが儘に描き出します。
- 作家来場
- 11月3日(水・祝)・6日(土)・7日(日)各日11時~17時
暖かな色彩が日々を照らす
TADASATOSHI多田知史
1978年生まれ。絵本の中に迷い込んだような、不思議な安らぎを与えてくれる作風が特徴。近年は優しい色使いとつぶらな瞳が特徴の「ドリームシリーズ」を展開しています。
生物の息吹を描く
TANIKAWAMASAKI谷川将樹
1984年生まれ。武蔵野美術大学大学院を修了し、在学中に日展、日春展に入選。岩絵具を用い、画面いっぱいに躍動する動物たちを中心に描きます。
Artists
仮想動物とともに異空間へ
ITAGAKINATSUKI板垣夏樹
1990年生まれ。獣医師の両親の影響で幼少期より動物をモチーフにし、ファンタジーの世界の中に命の尊さや神聖さを表現しています。独自の世界観を追求し、ネクストブレイクとしてメディアにも注目されています。
街の呼吸を描き出す
CHIBAMIKA千葉美香
1991年生まれ。高い観察力で、空間に流れる空気ごと閉じ込めたような作品が特徴。水の美しさを捉え、瞬間をドラマチックに表現した作品群も注目です。
余白が生み出す物語
NUMATAGEKKO沼田月光
1968年生まれ。日本画における空間の使い方に影響を受けており、シンプルな表現の中にも動物の生き生きとした姿を描き出す写実のテクニックが際立っています。
心地よく浮かれたい
NOHARAKUNIHIKO野原邦彦
1982年生まれ。人物に動植物や雲のようなフォルムを接合した木彫作品を制作。ふとした瞬間に自分だけが違う時空にいるような感覚を、ユニークな色彩と造形に反映しています。
静謐な存在感に息を呑む
FUJITAYUYA藤田勇哉
1974年生まれ。個展を中心に果実やヨーロッパの古道具をモチーフに作品を発表。手描きにこだわる制作は、作家の温もりとクールな観察眼を感じさせます。
Artists
力強さの中に光る探究心
CHIMA知麻
5歳より筆を持ち、書に限らず絵画や演劇などの芸術活動を行い、2014年『墨象家』として初個展。古典的な書道の概念にとらわれない表現活動とともに、草履の老舗、陶磁器の窯元と制作を行うなど、墨と書だけでなく日本の伝統文化の魅力を伝えることにも取り組んでいます。
耳を澄ませて小さな声を聴く
MATSUDATOMOKO松田朋子
1989年生まれ。身近な草花や小さな生き物たちに魅了され、自由な解釈で古典の世界を再構築する日本画家。確かな線と柔和な色彩で表現した瑞々しい作品を制作しています。
- 作家来場
- 11月6日(土)11時~17時
時間の存在意義を問う
YONEMUSHICHIHO米蒸千穂
1984年生まれ。水干絵具とアクリルを用いて薄く色を重ねる技法で、遠くなるにつれ霞んで見えなくなっていく風景の向こう側を表現。多種多様な価値観を想像させる作品です。
豊かな色彩に陶酔する
MATSUMOTOMIO松本実桜
1991年生まれ。植物が生い茂る中、少女に寄り添う動物たちを独自の感性で表現。柔らかく憂いを含んだ色彩で幻想的な世界を描く注目の若手作家です。
ちいさな孤独にふれる
WADATOMOKO和田朋子
1985年生まれ。幼少期の記憶を題材にし、どこか物憂げに佇む少女を描いています。情景を掻き立てる淡い色彩が作品を通して鑑賞者の持つ記憶や思い出に寄り添います。
Artists
自然物への憧憬が見せる愛
IKEGAMIMASANORI池上真紀
1987年生まれ。母校の京都市立芸術大学にて非常勤講師として勤務しながら、創作活動を重ねています。日本画の伝統的な手法を踏襲した精緻な線とデリケートな色使いは柔らかく、肌の温もりまで感じさせます。
- 作家来場
- 11月6日(土)11時~17時
シュールな世界観を覗く
NIWATAKAYUKIニワタカユキ
1981年生まれ。“造形で人を笑わせる”をコンセプトに制作。ふとした瞬間に垣間見える人間のカルマ(業)をネガティブに捉えるのではなく、ユーモアたっぷりに表現しています。
刹那の葛藤に魅せられて
OSHIMAHITOMI大嶋仁美
1983年生まれ。次々と姿を変える爬虫類を主軸とし、複数のモチーフをひとつの作品に仕上げることで、物事のはざまで揺れ動く人間の複雑な心理を反映しています。
日本刀の機能美を再構築
ASAKAHIROYOSHI浅香弘能
1977年生まれ。幼い頃から伝統的な日本刀作りに慣れ親しんだ背景を持ち、日本刀の持つ湾曲した機能美を表現した石の彫刻は、伝統を踏襲しながらも新鮮な魅力を感じさせます。
隠されたイメージを見つめて
KAWABATAMICHIHIRO河端通浩
1981年生まれ。「ダブルイメージ」技法を使い、ひとつのイメージを意識的に見つめると他のイメージが消失してしまうという儚さと視覚の無限大の可能性を感じさせる作品を制作。
童心をくすぐる
ミニチュアヒーロー
MUKAISYOICHI向井正一
1972年生まれ。新生児でありながら特殊なスーツに身を纏った「ベビテクター」シリーズは、一体として同じものが存在しないという特別感からコレクターに愛されています。
Various
アフリカンアート×京都の職人文化
AFURIKADOGSアフリカドッグス
アフリカドッグスは “みんなが笑って過ごせる世界をつくる”をビジョンに、アフリカ・トーゴ共和国と京都の職人文化をつなぐチャレンジをし、西陣のアトリエではトーゴ出身の職人と一緒に、アフリカンプリントや京友禅でオーダーメイドの服を仕立てています。今回はトーゴの港町 ロメで見つけた現代アートをはじめ、アフリカのアートやオブジェ、アクセサリーのほか、京表具の伝統技術によるアフリカプリントのアートパネルも展示・販売。また、京都の学生によるアート作品も展示します。
学生が発信する、古着×アート
arch.アーチ
古着×アートをテーマに、京都府立大学の学生2人が次世代のアーティストを京都から発信する古着屋。着られなくなった服、いらなくなった服もペイント、アート、リメイクを通してもういちど命を与えます。若手アーティストの作品、リメイク古着、アート服やアート靴などを展示。※全て展示のみ(会場での販売はいたしません)。