松村公嗣日本画展

■1月8日(水)→14日(火)〈最終日は16時閉場〉

1974年の大学院修了から数えること50年の長きにわたる、松村公嗣氏の画業。
大丸心斎橋店では松村公嗣日本画展を開催いたします。
折々の取材で出会った事物への感動を大切にすることを旨として、幅広いモティーフに取り組んできた松村氏。
その旺盛な創作活動と並行して、母校・愛知県立芸術大学では学長職まで務め、後進の育成への尽力は広く知られるところではありますが、また一方で2021年から10年間担当した『文藝春秋』では季節感を巧みに表した表紙絵を発表、この仕事も氏の画嚢を大いに肥やす契機となりました。
今展では、近年の再興院展、春の院展の出品画を始めとして、新作の小品、『文藝春秋』の表紙絵を合せた作品群を展観いたします。2024 年秋の再興院展では、縞馬を図案化したかの如き意欲作を出品、また新たな絵画世界の展開を予感させる氏の、これまでの確固たる歩みの歴史をぜひご体感くださいませ。

「花椿」10号
「花椿」
10号
「赤富士」6号
「赤富士」
6号