自身の姿がディスプレイに。
AIが教えてくれるマットレス。

睡眠の質を上げて日々のパフォーマンスを向上させたいというのは、多くの人が望むこと。とはいえ、人によって体格や好みが違うので、自分に合った寝具を見つけるというのは意外と難しいテーマ。大丸心斎橋店本館8階の「エアウィーヴ」には、3Dスキャンを使って身体を測定し、おすすめのマットレスを教えてくれる最新機器が導入されています。

「1分間で、あなたにピッタリの寝具を判定できる」という3Dスキャナー体型測定機が導入されているのは、大阪では2店舗のみ。その1つが大丸心斎橋店です。測定コーナーの四隅に3Dスキャナーが設置されていて、120万の測定点からデータを取得して体型を測定してくれます。また、中央にある体重計では、筋肉量や体脂肪率、骨量などを計り、それらのデータを加味しておすすめのマットレスが導き出されます。

スタッフの方に案内されて、早速体験スタート。靴を脱いで体重計に乗ったら姿勢を正し、ディスプレイの指示に合わせて腕を少し広げます。あとは動かずにしばらく待つだけ。たった数秒でスキャン終了！　身体のラインがわかる服装だとより正しいデータをとれるそうなので、シンプルなシャツとパンツのコーディネートで測定するのがよさそうです。また、測定時には極力動かないように心がけると測定の精度が高まります。

しばらくすると、3Dスキャンされた自分の身体がディスプレイに映し出されました。その後、性別、マットレスの硬さの好み、寝るときの姿勢などのアンケートに答えていくと、AIが推奨するマットレスが表示されます。筆者がスキャンデータからおすすめされたのは、「肩：柔らかめ」「腰：標準」「脚：柔らかめ」の組み合わせ。一般的に人間の身体は腰が重く、マットレスに沈み込みやすいため、肩や脚よりも硬めにするのがよいそうです。

店頭のポスターでは、エアウィーヴを愛用しているスポーツ選手たちの「硬さパターン」も紹介されています。フィギュアスケーターの浅田真央さん、テニスの錦織圭選手、柔道家の井上康生さんなど、5名のトップアスリートたちのマットレスのパターンがそれぞれ違うことを知ると、個々の体型や筋肉量、好みに合わせて、部位ごとに硬さを変えることの重要性が伝わってきます。自分がどの選手と同じなのかを見るのも楽しいかもしれません。

3つのパーツを組み替えて、
オリジナルのマットレスに。

3DスキャナーとAIによっておすすめの「硬さパターン」が決まったら、それに合わせて、スタッフの方がマットレスを組み替えてくれます。エアウィーヴのマットレスは中身が3分割になっていて運びやすく、パーツ毎に洗えるのも魅力。S03シリーズ（176,000円〜＊以下すべて税込価格）では各パーツの上下が「ソフト」「ハード」の2種類の硬さに分かれていて、S04シリーズ（220,000円〜）では「柔らかい」「標準」「硬い」の3種類の硬さを組み合わせることができます。

エアウィーヴのマットレスの魅力は、ほどよい柔らかさがあって反発性が高いこと。身体の重みを受け入れて、優しくしっかり押し戻してくれるのが特徴です。スタッフの方が「エアウィーヴのマットレスは寝返りを打つのがラクなんですよ」と教えてくれました。人は寝ているときに寝返りを打つことが多く、その際に無駄な力を使わずにすむので快眠サポートにつながるそうです。上の写真は、「横向きになってみてください」と言われたときの場面。マットレスの肩のパーツと比べて腰のパーツを硬めにしているため、腰が沈みすぎず、背骨のラインがまっすぐになっているのがわかります。「立っているときと同じ寝姿勢になるといいんですよ」とのこと。

マットレスの中身が洗える。
独自開発素材エアファイバー。

エアウィーヴの心地よさを生み出しているのは、独自開発している素材、エアファイバー。樹脂繊維で空気を編みこむように作られていて、中身の90%以上が空気でできています。それで人の身体を支えられるだけでも驚きですが、高反発ウレタン以上の反発性があると聞き、現代のテクノロジーの凄さに脱帽の一言。反発性が高いのに柔らかな印象を受けるのも空気を活かした独自素材のおかげ、ということ。エアファイバーは通気性が高いので、夏は蒸れにくく、冬は空気の層が暖かさを保ってくれるのも特徴です。また、洗える素材なので、カビ・ダニの心配がとても少ないのも嬉しいポイントです。

最高の睡眠にとことんこだわりたい方は、マットレスとパッドの2層構造になっているエアウィーブ史上最上位のシリーズ、Lシリーズも店頭で試してみてください。こちらはエアファイバーのマットレスの上に、さらにエアファイバーのマットレスパッドを乗せたイメージの商品。二重構造によってふわっとやさしく身体を支えてくれるので、上質さと心地よさを感じられると思います。中でも最上位モデルL03（396,000円〜）はトッパー（パッド部分）を部位ごとに硬さを変えられるので、自分に合った最高のマットレスを見つけることができそうです。

今回ご紹介したマットレスは、受注後、約1カ月で納品されます。エアウィーヴにはこのほかにも、ブランドの代名詞とも言えるマットレスパッドや布団の感触を追求したエアウィーヴ四季布団、在宅ワークの頼もしいパートナーになってくれるクッションや、医療・介護用のマットレス（取り寄せ商品）などもあるので、店頭スタッフに相談しながら、ご自身に合ったアイテムを見つけてください。

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＜airweave｜エアウィーヴ＞　大丸心斎橋店本館7階
電話番号：06-6281-4815（直通）

●マットレスのオーダーについて
「柔らかい」「標準」「硬い」の3種類の硬さを組み合わせることができるマットレスは、S04シリーズ（220,000円〜）。また、最上位モデルL03（396,000円〜）はベース部分とトッパー（パッド）部分の2層構造になっていて、トッパーも部位ごとに硬さを変えることができる。

●オーダーから完成までの期間
受注後、約1カ月。

●オーダー商品価格の一例
S04シリーズ　税込220,000円から

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※この記事の内容は2021年6月1日に公開された時点のものです。

写真／西島渚　取材・文・制作・編集／松尾仁（EDIT LIFE）　編集／蔵均　WEBデザイン／唯木友裕（Thaichi）　制作・編集／河邊里奈（EDIT LIFE）

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