大丸メイン
大丸メイン
Prologue
Prologue
原点
江戸時代に幕を開けた
大丸東京店の歴史。
江戸時代に幕を開けた大丸東京店の歴史。
江戸の地に生まれ、
街を代表する大店に。

1743年(寛保3年)、江戸大伝馬町に誕生した呉服大店。これが、大丸東京店の長い歴史の原点です。ひとたび閉店を余儀なくされますが、1923年(大正12年)に丸ビル出張所を設置。その年に発生した関東大震災では焼失を免れ、物資の調達など復興に貢献。混乱の続く街で、希望の光を灯す存在となりました。

Founding_era
Founding_era
1950年代
  • ■1954年(昭和29年)
    映画:ゴジラ(シリーズ第1作)、
    七人の侍 公開
    ファッション:ヘップバーンカットが
    大流行、日本中央競馬会(JRA)発足、
    ニッポン放送開局
  • ■1958年(昭和33年)
    一万円札発行、東京タワー完成
1954年10月20日、
大丸東京店が誕生。
八重洲に大きな希望と
人々の笑顔。
大丸東京店の開店を記念
大丸東京店の開店を記念して、近辺には開店を祝うバルーンがいくつも上げられました。
44年の歳月を経て、
東京の玄関口に。

1910年の江戸店閉鎖から半世紀近いときを経た1954年10月20日、東京駅八重洲口の駅ビルに大丸東京店が誕生。開店初日は20万人が訪れる盛況ぶり。日本初のパートタイマー制導入など、時代をリードした取り組みで新たな雇用の可能性も広げました。

  • ひときわ目立った3階のオートクチュール「ディオール・サロン」。
    ひときわ目立った3階のオートクチュール「ディオール・サロン」。3階の桑沢洋子氏のオリジナルショップコーナー。
  • 全国の民芸品を集めたコーナーも人気でした。
    全国の民芸品を集めたコーナーも人気でした。左側は工事中の7階屋上鉄骨。右側は顧客用屋上。
  • 開店のシャッターが開く前
    開店のシャッターが開く前に、たくさんの人が正面玄関に並びました。
  • 1階ホールもすし詰め状態。
    1階ホールもすし詰め状態。エスカレーターにも階段にも人の波は続いていました。
  • 5階催事場では開店記念の大廉売を開催しました。
    5階催事場では開店記念の大廉売を開催しました。催事場と食堂に挟まれて、文具売場は大混乱でした。
  • ひときわ目立った3階のオートクチュール「ディオール・サロン」。
    ひときわ目立った3階のオートクチュール「ディオール・サロン」。
  • 3階の桑沢洋子氏のオリジナルショップコーナー。
    3階の桑沢洋子氏のオリジナルショップコーナー。
  • 全国の民芸品を集めたコーナーも人気でした。
    全国の民芸品を集めたコーナーも人気でした。
  • 左側は工事中の7階屋上鉄骨。右側は顧客用屋上。
    左側は工事中の7階屋上鉄骨。右側は顧客用屋上。
  • 開店のシャッターが開く前
    開店のシャッターが開く前に、たくさんの人が正面玄関に並びました。
  • 1階ホールもすし詰め状態。
    1階ホールもすし詰め状態。
  • エスカレーターにも階段にも人の波は続いていました。
    エスカレーターにも階段にも人の波は続いていました。
  • 5階催事場では開店記念の大廉売を開催しました。
    5階催事場では開店記念の大廉売を開催しました。
  • 催事場と食堂に挟まれて、文具売場は大混乱でした。
    催事場と食堂に挟まれて、文具売場は大混乱でした。
high_growth_period
high_growth_period
1960年代
  • ■1960年(昭和35年)
    カラーテレビ本放送開始
  • ■1964年(昭和39年)
    東海道新幹線開通、
    東京オリンピック開催
  • ■1967年(昭和42年)
    ミニスカートブーム
  • ■1967年(昭和42年)
    ラジオ:オールナイトニッポン・JET STREAM
    放送開始
  • ■1969年(昭和44年)
    アポロ11号が人類初の月面有人着陸、
    テレビアニメ:サザエさん放送開始
変貌を遂げる八重洲

10周年を迎えた
大丸東京店。
東京駅や八重洲エリアと
ともに歩んだ10年。

1960年代、日本は高度経済成長期の真っ只中にあり、首都東京は急速に発展。大丸東京店が10周年を迎えた1964年には、東海道新幹線が開通。当時、これを記念して「夢の超特売」が大々的に開催されました。

  • 青いユニフォームのブルーガイドガール
    青いユニフォームのブルーガイドガールが、
    各階でお客様のご案内をしました。
  • 青いユニフォームのブルーガイドガールが、
  • 東京駅-新大阪駅間を結ぶ新幹線開通
    東京駅-新大阪駅間を結ぶ新幹線開通と大丸東京店開店10年を記念した「夢の超特売」。
era_of_creation
era_of_creation
1970年代
  • ■1970年(昭和45年)
    日本万国博覧会(大阪万博)開催
  • ■1972年(昭和47年)
    沖縄本土復帰、グアムで元日本兵・横井庄一さん発見、札幌オリンピック開催、日中国交正常化
  • ■1977年(昭和52年)
    王貞治756号ホームラン世界記録
  • ■1978年(昭和53年)
    新東京国際空港(現・成田国際空港)開港、ディスコブーム
激動の時代も、新たな歓びを創造。
幅広い品ぞろえを誇る大丸東京店のギフトセンター。
お中元の時期などには、たくさんの人が詰めかけました。
幅広い品ぞろえを誇る大丸東京店のギフトセンター。
お中元の時期などには、たくさんの人が詰めかけました。
(1970年頃)
今なお愛される、
あのイベントの出発点。

お客様からご好評をいただいている「世界の酒とチーズフェスティバル」が生まれたのは、1970年代のこと。2024年の秋には、104回目の開催を迎えます。この時代に産声をあげたイベントは大切に育てられ、多くの方々に親しまれています。

ワインや洋酒、オードブルを集めたフェアは大好評。 ワインや洋酒、オードブルを集めたフェアは大好評。
ワインや洋酒、オードブルを集めたフェアは大好評。
(1975年頃)
bubble_era
bubble_era
1980年代
  • ■1982年(昭和57年)
    東北新幹線・上越新幹線開通、世界初のCDが発売、五百円硬貨登場
  • ■1983年(昭和58年)
    東京ディズニーランド開園、任天堂「ファミリーコンピュータ」発売
  • ■1984年(昭和59年)
    新紙幣発行 一万円札/福沢諭吉、五千円札/新渡戸稲造、千円札/夏目漱石
  • ■1986年(昭和61年)
    バブル景気始まる
  • ■1989年(平成元年)
    1月8日 平成に改元
  • ■1989年(平成元年) 
    ベルリンの壁崩壊
新サービスの導入で、
お客様にさらに寄り添う。
最新システムを導入したギフトセンター。(1986年)
最新システムを導入したギフトセンター。(1986年)
お客様のことを、
第一に考えながら。

ギフトセンターでは業界に先駆けてシステムを開発・導入し、お中元やお歳暮の受注から配送業務までのスピードアップを実現。お買い物の楽しさや利便性を向上させ、新しい百貨店像を確立しました。

  • お歳暮ギフトセンター(1986年)
    お歳暮ギフトセンター(1986年)
end_of_the_century
end_of_the_century
1990年代
  • ■1991年(平成3年)
    東京都庁 新庁舎 開庁
  • ■1992年(平成4年)
    東海道新幹線「のぞみ」運行開始
  • ■1993年(平成5年)
    サッカー「Jリーグ」発足
  • ■1993年(平成5年)
    皇太子殿下 小和田雅子さんとご結婚
  • ■1995年(平成7年)
    阪神・淡路大震災
  • ■1997年(平成9年)
    秋田新幹線「こまち」開業
東京の真ん中から、
楽しいモノやコトを
発信。
平成4年に1階正面入口横で行われた「スターライトシンガーズ
平成4年に1階正面入口横で行われた「スターライトシンガーズ クリスマスショー」の模様です。(1992年12月)
大丸東京店は、
驚きと感動の舞台に。

さまざまな人が行き交うこの場所で、創意工夫を凝らした企画を次々に展開。従来のお買い物という枠を超え、文化・芸術イベントや革新的サービスを通じて、お客様の心に響く特別な体験を提供し始めました。

  • 大丸東京店2階婦人服がリニューアルオープン
    大丸東京店2階婦人服がリニューアルオープンした際に、1階で行われたコンサートの様子です。(1994年1月)
  • 新年を祝う獅子舞が1階正面入口横に登場
    新年を祝う獅子舞が1階正面入口横に登場し、通行人の注目を集めました。
    (1997年1月)
new_open
new_open
2000年代
  • ■2000年(平成12年) 
    西暦2000年の節目と九州・沖縄サミット開催を記念し2000円札が発行
  • ■2000年(平成12年) 
    シドニーオリンピック 女子マラソン高橋尚子が金メダル
  • ■2001年(平成13年) 
    JR東日本、Suicaを導入
  • ■2003年(平成15年)
    東海道新幹線の品川駅が開業
  • ■2004年(平成16年)
    営団地下鉄が民営化。東京メトロが誕生。
  • ■2004年(平成16年)
    新紙幣発行 五千円札/樋口一葉、千円札/野口英世
  • ■2005年(平成17年) 
    秋葉原にAKB48劇場オープン
  • ■2008年(平成20年)
    日本でiPhoneの販売開始
2007年、大丸東京店は
新時代の都市型
百貨店へ。
  • 新時代の都市型 新時代の都市型
  • 新時代の都市型 新時代の都市型
  • 東京駅の新しい顔 東京駅の新しい顔
  • 東京駅の新しい顔「グラントウキョウ ノースタワー」の工事が着工。大丸創業290年を迎える2007年に向け、壮大な
    プロジェクトが始動しました。
TOKYO・オトナ・
ライフスタイル百貨店。

2007年11月6日、大丸東京店はグラントウキョウ ノースタワーに移転しました。東京駅隣接ならではのデパ地下のさらなる充実に加え、百貨店業界初、1階に約50の和洋菓子ブランドを集めた食品フロアが完成。2階化粧品売場は、コスメティックのほか、フレグランスやネイルサロンなどのサービスを融合し、都内随一の空間に。ファッションフロアは、お客様が“自分にぴったりの売場”を見つけられるよう、グレードと志向性を重視。また、宝飾や呉服のプレステージフロアを構築しました。さまざまな変革により、TOKYOライフをアクティブに楽しむオトナのための百貨店に生まれ変わりました。

  • 大丸東京店はグラントウキョウ
  • 大丸東京店はグラントウキョウ
  • 大丸東京店はグラントウキョウ
  • 大丸東京店はグラントウキョウ
話題のスイーツやお目当てのブランドに大勢のお客様が詰めかけました。
  • 話題のスイーツやお目当てのブランド
  • 話題のスイーツやお目当てのブランド
  • 話題のスイーツやお目当てのブランド
「TOKYO」をキーワードにした連作の駅広告も話題になりました。
grand open
grand open
2010年代
  • ■2011年(平成23年)
    東日本大震災
  • ■2012年(平成24年)
    東京スカイツリー開業
  • ■2012年(平成24年)
    東京駅「丸の内駅舎」リニューアルオープン、大正3年当時の姿に
  • ■2015年(平成27年)
    ラグビーW杯で日本が歴史的3勝
  • ■2015年(平成27年)
    フィギュア男子 羽生結弦 GPファイナル男子初の3連覇
  • ■2018年(平成30年)
    築地市場が83年の歴史に幕
  • ■2019年(令和元年)
    5月1日 天皇陛下が即位。「令和」に改元
2012年10月、
グランドオープン!
東京の“今”が
そろった百貨店へ。
II期(2012年)工事完成予想図
大丸東京新店 II期(2012年)工事完成予想図
  • 大丸東京新店
  • 大丸東京新店
  • 大丸東京新店
旧店舗に刻まれた想いを受け継ぎ、
増床した新店舗でお客様をお迎え。
「百貨店ならでは」と「百貨店なのに?」が融合。

全長約60メートルの「お弁当ストリート」やお肉を中心とした弁当ゾーン「お肉の細道」を擁する食品フロアは、質量ともに日本一といわれる活気あふれる売場に。50店舗以上の菓子ブランドがそろったスイーツ売場とともに注目を集めました。世界的ファッションブランドが並ぶ、華やかなインターナショナルゾーンも誕生。ファッションだけでなく、美と健康への関心に応えるミセスのためのトータルフロアや、ビジネスシーンや旅行客を意識した「ラゲージトーキョー」というバッグ売場もお目見えしました。さらに、人気のセレクトショップや大型専門店の導入、リラクシングや美容メニューの拡充に加え、外国人観光客向けのサービスも強化。従来の百貨店発想にとらわれない店づくりで、大きな話題を呼びました。

売場総面積
売場総面積46,000平方メートルにおよぶ、東京駅の新しいランドマークとして、全館グランドオープンを迎えました。
  • グランドオープン時の東京駅構内広告
    グランドオープン時の東京駅構内広告
    (2012年)
  • 大丸江戸進出270周年
    大丸江戸進出270周年
    (2013年)
  • 大丸東京60周年(2014年)
    大丸東京60周年(2014年)
  • 大丸東京 大丸東京
  • 大丸東京 大丸東京
高級ブランドのスーツを着こなし、世界一お洒落な男たちと呼ばれる集団「サプール」が、アフリカ大陸のコンゴから来日しました。サプール写真展〜平和をまとった紳士たち〜(2017年)
  • 奥山清行氏のコラボレーションイベント
    〈タグ・ホイヤー〉と奥山清行氏のコラボレーションイベントで、KEN OKUYAMA DESIGNのスポーツカー“Kode9”が展示されました。
    (2014年)
  • 東京駅開業100周年記念
    東京駅開業100周年記念として元駅員さんによる入鋏実演が行われ、リズミカルに切符を切る懐かしい音が店内に響きました。
    (2014年)
make_change
make_change
2020年代
  • ■2020年(令和2年)
    4月7日:新型コロナウイルスの感染拡大を受け、緊急事態宣言
  • ■2021年(令和3年)
    東京オリンピック「原則無観客」に
逆境に負けず、
百貨店の魅力を
再発信。
  • 百貨店の魅力
  • 百貨店の魅力を
  • 百貨店の魅力を
感染対策を徹底しながらの営業。東京駅周辺から人の姿が消えました。(2020年)
新しいチャレンジで、
新しい価値を創造。

コロナ禍で人々の往来が減少する中、バーチャルストアの開設などで新しいお買い物体験を提供。また、感染症対策を徹底しながら、安心安全なイベント運営にも尽力しました。コロナ禍の収束後は、話題性のあるイベントを次々に実施。時代の空気を捉えた企画は、新たな客層を呼び込むとともに、大きな驚きや歓びをもたらしました。

歴代衣装コレクションや舞台裏体験イベントなどで大盛況
歴代衣装コレクションや舞台裏体験イベントなどで大盛況。AKB48 秋祭り(2022年)
歴代衣装コレクションや舞台裏体験イベントなどで大盛況。
  • (株)コナミデジタルエンタテインメントのゲームソフト「桃太郎電鉄」とのコラボイベント。
    (株)コナミデジタルエンタテインメントのゲームソフト「桃太郎電鉄」とのコラボイベント。
    (2021年・2022年)
  • 最強開運日のプロモーション
    最強開運日のプロモーションで、1階イベントスペースに大鳥居を設置。(2022年)
  • 環境に優しいECOな活動
    環境に優しいECOな活動を通して、お客様への負担や地球への負荷をOFFする持続可能な参加型プロジェクト「エコフリサイクルキャンペーン」を開催。(2022年)
  • 「ナツマツリ」は3年続けて開催。
    「ナツマツリ」は3年続けて開催。
    人気イベントになりました。(2022年)
  • 京店での開催は12年目を迎える「全国農業高校収穫祭」
    2024年は11月に行われる予定。東京店での開催は12年目を迎える「全国農業高校収穫祭」。(2022年) 
  • EXPO2025
    EXPO2025 大阪・関西万博のポップアップショップが初お目見えしました。(2023年)
TBS「櫻井・有吉 THE夜会」
TBS「櫻井・有吉 THE夜会」のテレビ番組で大丸東京店デパ地下がスタジオに再現されました。(2023年6月)
and_now
and_now
2024年代
  • 20年ぶりの新紙幣発行
    パリオリンピック
70年の感謝を胸に、
新たな時代へ
歩みを進める。
  •  美女OL白川さんが現代社会のストレス
    美女OL白川さんが現代社会のストレスを、自己肯定感たっぷりにはねのける痛快コミック「メンタル強め美女 白川さん」とのコラボレーションイベント。
  •  八重洲の7つの飲食エリアを巡るスタンプラリー
    八重洲の7つの飲食エリアを巡るスタンプラリー「八重洲ごっつぁんチャレンジ」で、元力士たちが来店。イベントを盛りあげました。
  • 「JRA70周年展示〜人と馬の物語〜」
    「JRA70周年展示〜人と馬の物語〜」で、JRA競馬博物館から白毛馬初のG1ホースとなったソダシの馬像が出張展示されました。
お客様とともに、10万通りの幸せとともに。

大丸東京店の入店者数は、現在、1日あたり約10万人。
これは、東京ドームの収容人数の約2倍にあたります。
お買い物から、お食事やお待ち合わせまで、
目的や滞在時間はさまざま。
たとえ、ほんのひとときの出会いだとしても、
お客様一人ひとりに彩りを添える存在でありたい⸺。
大丸東京店は、10万通りの幸せとともに、
新しい物語を紡いでまいります。