〈パティスリー アフレイル〉知る人ぞ知る!町で唯一のケーキ屋さん!三重県紀宝町から。

大丸松坂屋オンラインストアで 数量限定販売

地元の恵みをいかした
スイーツであふれる笑顔を。

〈パティスリー アフレイル〉メイン1 〈パティスリー アフレイル〉メイン2

〈パティスリー アフレイル〉
オーナーパティシエ 橋本 優 さん

近所を歩けばケーキ屋さんに出合えるような、神戸よりの明石市で育つ。大学へ進学するも、職人への憧れから製菓の道へ。
神戸の有名店で約18年修行をした後、独立。2015年、洋菓子店のなかった町に初めてのケーキ屋さんとしてオープンする。

"手に職"に憧れて。
21歳で知らない世界へ。

  • 小さい頃のケーキを作っている写真 小さい頃の近所のケーキ屋さん
  • 小さい頃のケーキを作っている写真 小さい頃の近所のケーキ屋さん
  • 製菓学校時代

小さな頃からケーキ屋さんがすごく身近にあったという橋本さん。小学生の頃には、親子でケーキ教室にも参加。その時にもらった本を見ながら一人でケーキを作るように。なんとなく職人さんに憧れていたという橋本さんの小学生の頃の夢は、すし職人。男性が一人でやっているケーキ屋さんが家の前にあり、よく厨房をのぞかせてもらっていたそう。高校生の頃、阪神・淡路大震災を体験。「手に職」への想いがより強くなりました。大学へ進学するものの中退し、製菓学校へ。日常で、旅先で、ケーキ屋巡りをしながら、おいしいところで働きたい。と働き先も探していたそう。思いに叶うお店を見つけ、飛び込み面接。熱い気持ちを伝えるも、そこは支店。後日改めて社長面接を受けた橋本さん。面接前に、目の前に置かれたケーキをしっかり食べたその食べっぷりが気に入られ、無事就職が決まりました。

ケーキ職人の道へ!
夢は「町のケーキ屋さん」

橋本さん

パティシエとした働き出した橋本さん。周りを見渡してみると和菓子屋などお菓子屋さんの息子がほとんど。みんな修行先として就職した人ばかりだったそう。けれど子供の頃にケーキ作りに夢中になったという過去は同じ。切磋琢磨する中で、ケーキの本場フランスで研修を受けたり、コンテストに参加したりと経験を重ねていきました。そろそろ独立を。と考えはじめた橋本さん。ケーキ店が集まる都会より、のんびりと静かな町でお店が持てたら...と思うように。奥様の実家、三重県の熊野市辺りへ候補地を探しに出かけます。なんと車で片道6時間!当時はまだ道が少なく山の中を走って出かけていたそう。退社後は奥様の実家を拠点に、北は尾鷲方面、南は勝浦方面へと車を走らせ探します。役場や商工会などにも相談するなかで、一番熱心にすすめてくれたのが紀宝町の役場の方たち。橋本さんの心は決まりました。

台風直撃!
オープン日から波乱万丈。

  • 店舗の外観
  • 店内ケーキのショーケース

店舗工事中も「何ができるの?」と気さくに声をかけてくれる地元の人たち。「理・美容室とケーキ屋はどこの町にでもあるもの」と思っていた橋本さん。1万人近くが住む紀宝町の町の中にケーキ屋さんが1店もないと聞いた時は、非常にショックを受けました。誕生日ケーキなども、隣の和歌山まで買いに行くか、町のパン屋さんに頼むかしか買う方法がなかったそう。紀宝町住人の待望のケーキ屋となった橋本さんのお店。自然と気合いが入ります。 2015年8月28日、いよいよオープン。神戸から応援も駆けつけ、万全の態勢で挑みます。ところが、この日紀宝町を台風が襲います。雨風が激しいにもかかわらず、お店の外にはたくさんのお客様が!10時にオープンするも12時には品切れに。一旦閉めてケーキを準備し、14時に再びオープン。驚きのスタートですが、この状態が3年ほども続いたとか。大家族が多い土地柄、買いに来るお客様もまとめ買いが多く、1日に2回、20~30個買って行く、という人もいるのだそう。

子供たちの夢の一つに。
地元への恩返しも込めて。

  • うみがめシュー
  • マイヤーレモンの木
  • 職場体験 作業中の橋本さん

青い海や緑深い山、雄大な川に抱かれた紀宝町。そんな豊かな土地でお店をはじめた橋本さん。地産地消をはじめ、地元愛あふれるスイーツを創作しています。実は全国でも珍しいウミガメが産卵にやって来る町・紀宝町。お店の近くにもウミガメ公園があり、〈アフレイル〉でもウミガメシューが大人気。また、国産の9割がこの辺りで収穫されるという「マイヤーレモン」も特産品。10月頃のとれたての酸味から、2月頃の完熟した甘みまで、地元だからこそ叶うおいしさを丸ごと生かしたスイーツも多彩。出店を決めた時から歓迎し、協力をしてくれる地元の方々へ恩返しをしていきたいと願う橋本さん。ケーキ屋のなかった町の子供たちに職場体験の場も提供しています。いま幼稚園では将来の夢に「パティシエになりたい」と書く子が増えたと聞き、橋本さんのモチベーションも上がります。憧れだった「町のケーキ屋さん」になり、その原点を忘れずこれからもこの地でパティシエとしてお店を続けていきたい。笑顔あふれるスイーツを届けるために。

※2023年7月時点

大丸松坂屋オンラインストアで数量限定販売!

レモンとオレンジのいいとこ取りをしている「マイヤーレモン」。
ジューシーな果汁からほろ苦いピール(皮)まで、丸ごと使い作った自慢の焼き菓子の詰め合わせ。どうぞこの機会にお試しください。

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