〈アリエールプラン〉思い出の“背景”に、いつもあるお菓子を。

大丸松坂屋オンラインストアで 数量限定販売

ケーキもあるけど、チョコレートが推し。
一年中チョコの楽しさを味わえるスイーツショップ。

〈アリエールプラン〉メイン1 〈アリエールプラン〉メイン2

〈アリエールプラン〉
オーナーパティシエ 辻本 雄太つじもと ゆうたさん

  • 辻本さん
  • 外観
  • 幼稚園時代のアルバム写真

辻本さんは、大阪府茨木市出身。高校時代、卒業後の進路は特に考えておらず、たまたま小学校の思い出のアルバムを開くと「将来の夢はパン屋さん」と書いていたのに気づきます。実家は喫茶店を営んでおり、食品を扱う姿を見ていたことと、物作りが好きだったこともあり、辻製菓専門学校へ通うことに。パンよりも製菓のほうが繊細でおもしろく、やりがいがあると感じ、洋菓子について学び始めます。
卒業後は、茨木市に店を構える洋菓子店〈プチプランス〉に入社し、修行の毎日。クリスマスなどの繁忙期は想像していたよりもはるかに忙しく、「このまま続けてもいいのだろうか」と悩みますが、今までの経験を無駄にしたくないと、お菓子作りを究める決心をします。

理想は「チョコレートが主役の店」。
でも実際はケーキも充実。

  • ショーケースのチョコ

    ▲艶やかで個性豊かなチョコレートが常時15~16種類並ぶ

  • soraロールケーキ

    ▲ふわふわのロールケーキは長男のそらさんから、サクサクのシュークリームは次男のさくさんから名付けたケーキ店ならではの“あるある”も

  • SAKUシュークリーム

辻本さんは、〈プチプランス〉を約18年、〈カカオティエゴカン〉を約2年勤めた後、独立を決意。2021年10月、大阪府箕面市に〈アリエールプラン〉をオープンします。当初はチョコレートの専門店として展開したいと思っていましたが、知り合いから「チョコレートだけだと売れない」と言われ、生ケーキも販売することに。思えば箕面は、有名パティスリーや海外のチョコレートブランド店が近隣にそろう、洋菓子の激戦区。幅広いお客様にアピールしないと来てもらえません。また、店舗は昔から洋菓子店だったところを譲り受けたため、お菓子屋さんのイメージが定着しているラッキーな場所。顔なじみのご近所さんも増え、自然にあふれた心地よい環境の中でお菓子作りを行っています。

カカオ豆から作る“Bean to Bar”で、
オリジナルのテイストを模索するのが楽しみ。

  • ショーケースのチョコ
  • カカオポッド
  • カカオの乾燥

〈アリエールプラン〉では、ブラジル、マダガスカル、ペルー、エクアドル、ベトナム産のカカオ豆を使ったボンボンショコラを販売しており、それぞれの個性が楽しめると好評です。次に辻本さんが目指しているのは、産地からカカオ豆を輸入してローストし、配合や製法を考えてチョコレートにするまでを一貫して手掛ける“ビーン トゥ バー”のスタイル。講習会にも参加し、コロンビアのカカオ農園を見学するなど、実現に向けて意欲的です。豆から作るとチョコレートそのものを味わえるため、シングルビーンで楽しむのはもちろん、独自でブレンドしたオリジナルを作ろうと思案中。将来はチョコレートのショーケースをもっと増やして、バラエティー豊かに展開したいと考えています。

カカオの木を残すために、
農家とつながる取り組みを。

  • カカオポッドの中

多くのカカオ農家では、収穫後の作業に手間がかかるうえ収入が少なく、生活が困難になっています。また、気候変動や木の病気が原因で収穫量が減り、安定した生活を送れない農家もあります。そんな中、今まで捨てていたカカオポッドの内側の白い部分を削り、セミドライにしたカカオピールを販売して農家の収入にしたり、カカオ豆の殻を焙煎してお茶にしたりと、今まで廃棄していた部分をアップサイクルする動きが広がっています。辻本さんもカカオの木を未来に残し、チョコレートのある幸せを伝えていくために、農家とつながり、できることを始めたいと考えています。

大丸松坂屋オンラインストアで
数量限定発売!

産地の特徴が楽しめる、シンプルで深みのあるチョコレートと、フルーツのフレーバーを効かせたチョコレートを詰め合わせました。
チョコレートを練り込んだカカオフィナンシェもショコラティエならではの味わいです。

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