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大丸松坂屋オンラインストアで数量限定販売
古都・奈良の地で、窯を開いた若き造形作家・岡本 彩さん。繊細で美しい吉祥文様を凹凸のある模様で描きあげる「イッチン」技法を得意とします。銀雪窯で焼きあげたオリジナルの器に映える焼き菓子をのせて。お菓子を囲む時間とともに「手づくりのある暮らし」の豊かさを届けます。
幼少期より、粘土遊びが好きだったという彩さん。テレビや本で見た犬や猫などを粘土を使い表現していたそう。その頃から、"手から生まれるモノづくり"に魅せられていた彩さんは、その後陶芸家への道を目指します。京都伝統工芸大学校で陶芸を専攻。日本古来の伝統文様を学んだことをきっかけに、自身の器にも伝統の吉祥柄を描きはじめます。
こどもの頃から誕生日など特別な日は、お母さんによる手づくりのケーキやタルトでお祝い。そんな環境で育ったこともあり、中学生の頃には自然とクッキーを焼きはじめた彩さん。「陶芸」と「お菓子」。生地をこねる、模様を描く、など共通点も。「作った器にクッキーをのせて売ってみたら?」お母さんからのアドバイスを受け、2017年に器とお菓子をセットで販売。器をどう楽しむか、そんなイメージも一緒にお客様へ届けるようになりました。
器をつくる場合、十分乾燥させてから、素焼き・本焼き、上絵付け後の楽焼きと3度の焼成を行いますが、その適正温度はそれぞれで異なります。お菓子の場合も、ベースとなる生地に練り込んだ野菜や果物の鮮やかな色を美しいまま焼きあげるために、素材ごとに焼く温度を調整することで色鮮やかなクッキーが完成。箱を開けた瞬間目に飛び込んでくる華やかさ。造形作家ならではのクッキーづくりの秘訣ともいえるでしょう。
<銀雪の里>のクッキーは、おいしさはもちろん、目でも楽しめる可愛さも人気。絵を描くように、絞りを使って描かれたアイシングクッキーは写真映え間違いナシのキュートな姿。季節感溢れるモチーフや彩りを、一つひとつ缶の中に詰める作業が好きという彩さん。クッキーと過ごすお客様の時間が少しでもいい時間、しあわせな時間になりますように、との想いをこめ、蓋をした後は"いってらっしゃい"と見送るそう。仲間と群れで過ごすことから平和の象徴といわれる「ひつじ」モチーフなど縁起の良いモチーフにもこだわる彩さんの次の目標は"ハト"。「しあわせの象徴とされる"ハト"を作ってみたい。ウエディングなど内祝いとして使われるようなクッキー缶を作りたいですね」微笑む彩さんの優しい想いをのせ、今日も器とお菓子を焼き続けます。
とっておきのティータイムに、大切な人への手みやげに。そっと華やぎを添えてくれる〈銀雪の里〉のクッキー缶をご紹介しています。
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