テーブルの上から世界旅行へ♪ 京美人御用達のおから粉が、メキシコ料理に変身
マッチングレシピ 〜思いがけない組み合わせで、簡単＆おいしく。〜
海外旅行から遠ざかっている日々。フードコーディネーター 原敬子さんに教わるお手軽料理で、旅する気分を味わいませんか。第 1 弾は、薄焼きパン"トルティーヤ"にさまざまな具を包んだ、メキシコの国民食"タコス"。メキシコはタコスを含む伝統料理が、いち早く「ユネスコ 食の無形文化遺産」に登録されたという、食文化が豊かな国です。
本場のトルティーヤはとうもろこしの粉を使いますが、美容の味方として話題のおから粉を代用（ほんのり甘い大豆の風味がいい隠し味）。ごちパラで見つけた、おいしいアボカドとレモスコを使って、サルサソースの 1 種"ワカモレ"を作り、好みの具材と一緒に包んだら、彩り楽しいタコスのできあがり♪
＜材料＞
（トルティーヤ／直径15センチ×8枚分）
おから粉：50ｇ
強力粉：50ｇ
薄力粉：50ｇ
砂糖：小さじ１
塩：ひとつまみ
熱湯：150～200ml
オリーブオイル：大さじ２
（ワカモレ／作りやすい分量）
王様のアボカド：1個
トマト：小1個
玉ねぎ：みじん切りで大さじ２
塩：適宜
レモスコ：小さじ１～２
（その他の具材）
まぐろ、海老、鶏肉、レタス、パクチーなど好みで適宜
＜作り方＞
１ トルティーヤの生地を作る。ボウルに粉類と砂糖、塩を入れて全体をしっかり混ぜてから、オリーブオイルと熱湯を合わせたものを少しずつ加えてこねる。耳たぶより少し硬いくらいになれば、ラップで包んで冷蔵庫で 30 分～1 時間ほど生地を休ませる。
２ ワカモレを作る。トマトは粗めのざく切りにして塩少々（分量外）をふり、出てくる水分をしっかり切る。アボカドはスプーンで中身をくりぬき、フォークで粗くつぶす。これにトマト、玉ねぎ、レモスコを加えてよく混ぜる。
３ トルティーヤを焼く。生地を 8 等分し、打ち粉（分量外）をしながら直径 15cm ほどの円形に伸ばし、テフロン加工のフライパンで表裏をそれぞれ中火で 1～2 分程度、焼き目をつける。
４ トルティーヤに好みの具材とワカモレを巻いて食べる。
美容の心強い味方、おから粉
おからを乾燥させてパウダー状に。ヨーグルトやスープに直接かけてもよし、お菓子や粉もの料理に使ってもよし。食物繊維や大豆イソフラボンを含み、満腹感が得られるうえに、ほんのり甘みがあり、糖質を気にする人にもおすすめ。
〈京とうふ藤野〉雪花菜粉（80g）
税込 216 円
■地階 グローサリー売場
和製ホットソース、レモスコ
日本一の生産量を誇る広島レモンを全国に広めたいという思いから生まれた、タバスコならぬレモスコ。広島の藻塩、九州の青唐辛子など、日本の食材をブレンドした絶妙な酸っぱ辛さは、和洋を問わず、いろんな料理に活躍しますよ。
〈ヤマトフーズ〉瀬戸内レモン農園 レモスコ（60g） 税込 540 円
■地階 グローサリー売場
自信の品質、その名も王様のアボカド
オイル成分を高めるために樹上で長期熟成させたものを、高度な追熟技法で食べ頃に。中が黒かったり青臭かったりという当たりはずれの心配がなく、濃厚でクリーミーな味わい。
王様のアボカド（1個）税込 298円
■地階 野菜・フルーツ売場
※季節により、価格が変動します。
サブレシピ
〜おから粉のミルクジャム〜
＜作り方＞
おから粉１に対してコンデンスミルクを１～２の割合で混ぜるだけ。ミルクジャムのようにパンやクラッカーに塗って。
※本記事の内容・価格はホームページ掲載時の情報です。
予告なく売り切れ・価格変更・終了する場合がございますのでご了承ください。
【フードコーディネーター】原 敬子
京都在住。フードコーディネーターとして書籍・雑誌、CMの料理スタイリング、各種出版物の企画・スタイリングを手がける日々をおくる。伝統の良さを学び、丁寧に暮らすことをテーマに和の世界を邁進中。
