大丸心斎橋店
SDGsへの
取り組み
環境や社会への想いをカタチに
次世代のモデルとなる百貨店、
大丸心斎橋店。
大丸松坂屋百貨店は「持続可能な社会の実現」に向け、環境や地域に配慮した店づくりを推進しています。
大丸・松坂屋店舗の中でも、大丸心斎橋店は2019年に本館建替え、グランドオープンを機に生まれ変わり、
「ESGフラッグシップ店舗」としてより良い社会に貢献。
時代のニーズを見据えた様々な取り組みをご紹介します。
大丸心斎橋のサスティナビリティ推進
地域における歴史的価値の継承
御堂筋の原風景を継承した建築
2019年に生まれ変わった本館は、ウィリアム・メレル・ヴォーリズが手がけた名建築であり、心斎橋のランドマークとして街の歴史を語る存在であった旧本館のデザインを継承しています。こだわったのは、単に元に戻す“復元”ではなく、文化財建造物の修理と同様の“復原”。歴史ある外壁はまるごと保存再生、デザイン性の高い内装材は可能な限り再利用・復原しました。革新的な技術を使い、地域における歴史的価値を継承した建築は、様々な建築賞で高い評価をいただいています。
エネルギー消費量を削減
本館のLED照明化100%
外観・館内・バックヤードまで、すべての照明に「LED」を採用。電気エネルギーを直接光エネルギーに変え、効率よく光が得られるLEDは、蛍光灯と比較するとエネルギー消費量が約1/5に削減できることが見込まれます。
CO2削減
自然との共生でCO2を削減
テラスや屋上の緑化
本館建替えで生まれた7階のテラス約110㎡には、シマトネリコやオリーブなどを植栽した回遊できる「庭園」を、屋上には約900㎡の「緑化スペース」を設けています。また、本館と心斎橋PARCOの間を通る大宝寺通りには意匠を凝らしたストライプの壁面緑化を採用。積極的に緑化を実施することでCO2削減に取り組んでいます。
海に優しく、災害時の給水にも
水浄化設備と貯水タンクを導入
館内の排水を微生物が無害化して下水へ放流する「厨房排水浄化設備」を導入し、海の環境保護に貢献。また、館内のトイレや蛇口に水をおくる巨大な「貯水タンク」は、災害時の地域住民の方への給水に活用できます。
移動も環境に配慮
社用車70台をEV化
社用車を有害な排気ガスを出さない「EV」に切替え。EVの充電に使用する電力も再生可能エネルギー電力を使用しています。また、EVから電気を取り出すパワームーバーを導入し、万一の災害時にも備えています。