DELIGHT EYES
カスタムメイドの心地よさ
好きをカタチにする贅沢
上質素材や好きなスタイルを取り入れて、ディテールにまでこだわって作るオリジナルアイテム。自分らしさを詰め込むことで生まれるのは愛着と心地よさ。ワンランク上の満足感を得られるカスタムメイドの世界へ。
ARCHIVES1899年にニューヨークで創業、高品質にこだわり、歴代のアメリカ大統領も愛用したというエグゼクティブ・ファッションブランド「HICKEY FREEMAN(ヒッキー・フリーマン)」。大丸心斎橋店では、スーツやジャケットをカスタムオーダーで仕立てることができます。
「ヒッキー・フリーマン」は、世界の一流ファブリックメーカーをほぼ網羅し、2,000種類を超える生地をご用意。オーダーメイドのスーツやジャケットは、この中から好みのファブリックを選び、大阪・枚方にある自社工房で、1着1着ハンドメイドにより仕上げていきます。
「この店でスーツやジャケットを買われるお客様のうち、約7割はオーダーメイドですね」と店長の稲森順一さん。
工房では、約100人のクラフトマンたちが、なんと約330にも及ぶ工程を経て、自分の体や好みにぴったり合った特別な1着を仕立ててくれます。
今回は、稲森さんに、ジャケットの選び方を指南していただきました。まずは肩のスタイルから。しっかりした肩パッドが入ったもの、薄めの肩パッドが入ったもの、パッドが入ってないものの3種類の中から選びます。
「昔は、しっかりしたパッドが人気でしたが、最近では薄いパッドを選ぶ人が多くなりましたね」と稲森さん。
まずは薄めの肩パッドが入ったジャケットを試着。そのあとにパッドがないものも着てみます。
「ヒッキー・フリーマン」でのオーダーメイドの魅力は、その仕立てのクオリティもさることながら、素材の種類の豊富さと上質さ。イギリスやイタリアなどヨーロッパを中心に世界の一流ファブリックメーカーの生地が揃います。
「人気があるのは、『SCABAL(スキャバル)』の生地。これはうちで揃えているファブリックの中でも、最高級のものです」と稲森さん。
1938年にベルギー・ブリュッセルに設立され、世界のセレブや芸能人なども愛用する「スキャバル」の生地を、「ヒッキー・フリーマン」では、豊富に揃えています。そして大丸心斎橋店では、この「スキャバル」に毎シーズン、大丸心斎橋店用別注生地を特別にオーダーしているのです。
2021年の別注生地で作られたジャケットが店内にあったので、試着してみました。ブルーを基調にしたチェック柄は、上品でいて華やかさもあり、ビジネスシーンでも、パーティなどでも活躍しそうです。
「店にあるジャケットをお客様に着てもらって、肩幅や着丈など基本的な採寸をしていき、お客様の要望もお聞きしながら、お客様が着やすく、やわらかく、気持ちのいい1着を仕立てていきます」と稲森店長。
カスタムオーダーでは、ポケットの位置や大きさなども自由に注文できるのもうれしいところ。以前、いつも財布を内ポケットに入れるというお客様のために、財布を採寸(!)したこともあったとか。
そのほか、裏地はもちろん、ボタンもさまざまな種類の中から選べて、エルボーパッチやバックベルトをつけることもできます。オーダーメイドだからできる自分だけの1着は、ジャケットで231,000円〜(*以下すべて税込価格)、スーツで242,000円〜。オーダーしてから約3週間で完成します。
●カスタムオーダーのスーツについて
世界一流ファブリックメーカーの生地2,000種類以上と、「ヒッキー・フリーマン」のスーツやジャケットのスタイルから、お好みのモデルを選んでいただき、カスタムオーダーで仕立てます。
●オーダーから完成までの期間
受注から約3週間。
●オーダー商品価格の一例
・オーダーメイドジャケット 税込231,000円から
・オーダーメイドスーツ 税込242,000円から
※この記事の内容は2021年6月1日に公開された時点のものです。
写真/沖本明 取材・文・編集/蔵均 WEBデザイン/唯木友裕(Thaichi) 制作・編集/河邊里奈(EDIT LIFE)、松尾仁(EDIT LIFE)
上質素材や好きなスタイルを取り入れて、ディテールにまでこだわって作るオリジナルアイテム。自分らしさを詰め込むことで生まれるのは愛着と心地よさ。ワンランク上の満足感を得られるカスタムメイドの世界へ。
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