2021/8/23~9/6[処暑]
秋の気配、
秋の彩り。
8月31日は雑節のひとつ、二百十日にあたり、農家では秋の収穫期を前に台風を警戒する日とされています。
豊作を願いながら、いち早く新しい季節の彩り、旬のはしりを楽しみましょう。
2021/08/27
芭蕉も好んで食した花。
菊は古くから中国では延命長寿の花として尊ばれ、菊花茶や菊花酒、漢方薬として利用されてきました。日本には奈良時代に伝わり、江戸時代の俳人 松尾芭蕉は菊の花を食すことを好んだと言われ、「蝶も来て酢を吸ふ菊の膾(なます)哉」という、菊の酢のものを褒めた句を詠んでいます。食用菊というと刺身のつまを連想する人が多いと思いますが、和えものや天ぷらにしても美味。彩りも風味もよく、秋らしい風情を運んでくれます。
季めくり季の味■地階 京の銘店そう菜売場
菊の花びらをまとった里芋や
南瓜、飛龍頭など彩りよく。
上品なだしの風味のあんがとろ~り。3種のあんかけ詰め合わせです。1品目は秋が旬の里芋を主役に海老、ブロッコリー、ぶなしめじ、菊の花を色とりどりに。2品目はほくほくの南瓜に鶏そぼろあんを。3品目は秋らしく紅葉の花麩とねぎを飛龍頭に添えました。バラエティー豊かな味わいと彩りで、食卓をにぎにぎしく。軽く温めても、冷たいままでも、おいしく召し上がれます。
〈下鴨茶寮〉
秋の3種の彩りあんかけ(1パック)税込918円
嵐山本店と同じ素材、
同じ製法で仕上げたお醤油。
国産丸大豆を使用した天然醸造濃口醤油に、国産の本枯かつお節と道南の真昆布を漬けこんだ、まろやかなうまみをもつ醤油です。京都𠮷兆 嵐山本店を訪れたお客様から「お造り用のお醬油がおいしい」とたびたびお褒めがあり、同じ素材と製法でご家庭用にと開発しました。酸化や劣化を防いで、鮮度と味わいを保つため、二重構造の密封ボトルを使用。お刺身だけでなく、おひたしや和えもの、煮ものや炒めものなど、いろいろな料理に使える"万能醤油"です。写真の料理はきんぴらごぼう。鍋に米油を熱して、ごぼうを香ばしく炒め、酒、みりんをかけてから、仕上げにうま味醤油をひとふり。京都𠮷兆のごま七味をかけるとさらに風味が際立ちます。食べなれたお惣菜も調味料ひとつで、ぐっと味わい深く。
〈京都𠮷兆〉
うま味醤油(200ml)税込1,296円
色味と味わいの
見事な濃淡のコントラスト。
和食では中に詰めものをした料理を、かの黄門さまも持っていた"印籠(いんろう)"に見立てて、印籠煮や印籠蒸しと呼びます。こちらは今が旬のするめいかを"いかめし"風にアレンジした印籠煮。いかの胴体に、人参ときくらげが入った炒り卵をぎっしりと詰めて、八方だしで煮てから輪切りに。断面の彩りが美しく、するめいかの濃厚なうまみと歯ごたえがたまりません。薄味であっさり炊いた里芋や南瓜、京都の修行僧が考案したと言われている利休麩(甘辛い生麩を胡麻油で揚げたもの)などを盛り合わせました。
〈二傳〉
惣菜など各種[2種]税込1,080円から [3種]税込1,620円から [4種]税込2,160円から
するめいかの印籠煮(1人前)税込540円相当
※2パック以上での販売のため、単品販売はしておりません。
ごはんもひと味ちがう!
米の名店が圓堂のために厳選。
山海の幸を揚げた天ぷらはもちろん、天むすや天丼に使っている"ごはん"にも自信あり! 米の名店として知られる八代目儀兵衛が天ぷら八坂圓堂のために厳選したという専用のお米を炊いています。写真の左側の天むすは、ちりめん山椒入りのごはんに海老天を。右側の天むすは、丼に使うつゆをまぶしたごはんに海老天を。手前は、つゆをまぶしたごはんと大葉で海老天を巻いています。さっくりした天ぷらと風味豊かなごはんのハーモニーをぜひお楽しみください。
〈天ぷら八坂圓堂〉
天むす ちりめん山椒(1個)税込410円
天むす 旨丼つゆ(1個)税込410円
天ぷら奉書巻き(3本)税込1,134円
- ※本記事の内容はホームページ掲載時の情報です。
- ※季節のメニューなど、商品により販売期間が限られていますので、ご了承ください。
- ※やむを得ない事情により、食材の一部を変更する場合、予告なく価格変更、販売終了する場合がございます。
- ※写真はいずれも盛り付け例です。皿などの容器は商品に含まれません。