2022/4/5~4/19[清明]
春ざかり、
花ざかり。
洛中洛外の至るところに花見の名所があり、様々な種類の桜が咲き競う京都。
開花時期も様々で、長い期間にわたって次々と人々の目を楽しませてくれます。
一年でもっとも華やぐ季節、食卓にも心ときめく春景色を。
2022/04/08
古くは豊作祈願だった
お花見。
古代の人たちは春に山から降りてくる「田」の神様が桜に宿ると信じていて、花の咲き方で農作物の収穫を占ったり、厄祓いを行ったり、豊作を願う神事としてお花見を行っていたそうです。今のように純粋な楽しみとしてのお花見は平安時代の貴族から始まり、江戸時代に庶民のあいだにも広まったと言われています。それぞれの時代に様々な人たちが眺めてきた桜。桜の花は移り変わる人々の様子をどんな風に眺めているのでしょう。
季めくり季の味■地階 京の銘店そう菜売場
折詰に広がる絶景の春。
期間限定で特別に。
思わず見とれてしまう、春爛漫の花園のような華やかさ。季節の白身魚の焼き身や椎茸を和えた寿司飯の上に、金欄の糸のように美しい錦糸玉子をぎっしりと敷きつめ、海老、鯛、いか、木くらげ、木の芽などを散りばめた、ちらし寿司。風味や食感の異なる具材が見事に調和した上品な味わいは、美食家として名高い文豪 谷崎潤一郎が好んだことでも知られています。通常は本店でのみ販売していますが、期間限定、ご予約限定で特別に。
〈いづう〉
京ちらし寿司(1人折詰)税込3,672円
(2人折詰)税込7,560円
(3人折詰)税込11,772円
(4人折詰)税込15,336円
(5人折詰)税込18,900円
※写真は1人折詰
●4月17日(日)まで販売(お渡しは14時以降)
●予約販売のみ/2日前までにご予約ください。
桜の風味と色をまとった、
はんなり春らしい桜蒸し。
こちらは、お椀の中に広がる春景色。あさりと筍を入れた道明寺粉のまんじゅうを鯛とともに桜の葉で包んで蒸しあげ、千切り筍入りの葛あんをとろりとかけた桜蒸しです。もっちりした道明寺に魚介のうまみや筍の歯ごたえが好相性。上品なだしの風味と桜の香りがふわりと広がり、春の喜びを感じる一品です。電子レンジで軽く温めて召し上がってください。
〈下鴨茶寮〉
春の桜蒸し(1人前)税込626円
だしのうまみを利かせて、
春の恵みたっぷりの一皿を。
「うまだし」は鹿児島産かつお節、北海道産昆布を使用し、丸大豆しょうゆ、本みりんで風味豊かに仕上げた、京都𠮷兆特製のだし醤油です。かけ醤油感覚でそのまま野菜や魚介にかけたり、麺つゆ、天つゆにしたり、希釈して煮ものに使ったり。角のないまろやかな味なので、どんな食材も上品に引き立てます。写真の料理は、筍とスナップえんどうの焼きうどん。ボイルした筍を一口大に切り、豚肉とともに塩・胡椒で炒め、うどん、多めの「うまだし」を加えます。汁がなくなりかけたら、茹でで薄塩をしておいたスナップえんどうを混ぜ、皿に盛って、かつお節をかければ、できあがり。「うまだし」は別名"万能だし"と言い、これ一本でしっかり味が決まります。
〈京都𠮷兆〉
うまだし(250ml)税込864円
●オンラインショッピングでも販売しています。詳しくはこちら
春の出合いもん、
桜鯛とたけのこ。
真鯛は桜が咲く頃に旬を迎えるとともに、体が桜色を帯び、花びらのような斑点が現れるといったことから、桜鯛と呼ばれます。その桜鯛をたれに漬けこみ、筍の炊いたんで挟んで、うまみを閉じこめながら、香ばしく焼いた一品です。鯛のほろりと柔らかい身とパリッとした皮目、筍の心地いい歯ごたえがなんともいえず、互いのうまみが移りあって一体となったおいしさ。清々しい木の芽の香りが春らしさを引き立てます。
〈二傳〉
惣菜など各種
[2種]税込1,080円から
[3種]税込1,620円から
[4種]税込2,160円から
桜鯛と筍の木の芽焼き(1人前)税込540円相当
※2パック以上での販売のため、単品販売はしておりません。
愛らしい4色の天むすを
お花見のおともにも。
祇園の舞妓さんや南座の役者さんのリクエストで生まれた、一口サイズの天むす。紅を塗ったおちょぼ口でも舞台の合間にパクリと食べられることから、おちょぼ天むすと名づけています。どれから食べようかと目うつりも楽しい4色の天むすを、名物 とうもろこしの天ぷら、だし巻き、きゃらぶきとともに小さな折詰にしました。お花見や行楽のおともにもおすすめです。
〈天ぷら八坂圓堂〉
おちょぼ天むす(1折) 税込1,296円
■地階 漬物売場
お漬物で楽しむ
かぐわしい桜だより。
しば漬発祥の地 大原で創業120年となる土井志ば漬本舗。伝統の「志ば漬」以外にもユニークな漬物を次々と生みだしています。写真1枚目は、可憐な八重桜のつぼみを塩漬けにした、さくら花漬。塩抜きして日本酒に浮かべれば、風流な姿と香りの一献に。ほかにも桜湯にしたり、炊き込みごはんやお菓子作りに使ったりと、あれこれ味わえます。写真2枚目は、桜の香りをまとった春限定のさくら大根。甘みがあって食べやすい浅漬大根に、桜の花や葉を添えました。
〈土井志ば漬本舗〉
さくら花漬(30g) 税込378円
さくら大根(1袋) 税込496円
※さくら大根は4月20日頃までの期間限定販売(売り切れ次第終了)
- ※本記事の内容はホームページ掲載時の情報です。
- ※季節のメニューなど、商品により販売期間が限られていますので、ご了承ください。
- ※やむを得ない事情により、食材の一部を変更する場合、予告なく価格変更、販売終了する場合がございます。
- ※写真はいずれも盛り付け例です。皿などの容器は商品に含まれません。