2021/11/7~11/21[立冬]
冬はいかにも
暖かなるように。
炉が開かれ、茶人正月とも呼ばれる時期。
千利休の教えのひとつに「夏はいかにも涼しきように、冬はいかにも暖かなるように」とあります。
季節感を重んじ、当たり前のことを大事にする。温もりがおいしい季節です。
2021/11/12
西は青ねぎ、東は白ねぎ。
西日本では九条ねぎをはじめとする青ねぎ、東日本では千住ねぎや下仁田ねぎなどの白ねぎが一般的。もとは好みの差というより、それぞれの地の気候や土壌に適した品種が栽培され根づいたようです。京都の九条ねぎは約1300年前、伏見稲荷建立の頃に伝わったという記録があり、弘法大師が大蛇に追いかけられ、ねぎ畑に隠れて難を逃れたという逸話も。これから寒さとともに独特のぬめりや甘みが増し、いっそうおいしくなりますね。
季めくり季の味■地階 京の銘店そう菜売場
彩り鮮やかに贅沢に、
あったか一人鍋。
京風寄せ鍋の名のとおり、京都らしい淡口醬油味のだしで味わう、具だくさんの贅沢な一人鍋です。海老、鯛、いか、帆立、油揚げ、ねぎ真丈、銀杏、白菜、人参、水菜、しめじ、柚子皮、そして青ねぎ。家庭ではなかなかそろえにくいバラエティーに富んだ具材がぎっしりと。袋に入っただしを注ぎ、火にかけるだけで手軽に味わえます。寒い日、帰宅してすぐに食べられる鍋ものがあると重宝ですね。
〈下鴨茶寮〉
京風寄せ鍋(1人前)税込1,188円
シンプルだからこそ伝わる、
吟味された素材の豊かさ。
器に麺を入れてお湯を注ぎ、濃縮だしをかけるだけ。わずか3分足らずで簡単にできあがる、優しい味わいのにゅうめんです。麺は小麦本来の風味を引き出すために、あえて粘性が弱くて麺づくりには不向きだとされるグルテンの少ない国産小麦を使用し、麺帯を何十層にも重ねる製法によって、もっちりした食感を実現。だしは鹿児島産の天然荒節と北海道産の昆布から抽出した深い味わい。薬味には鹿児島産の鰹節、瀬戸内産の海苔、京都𠮷兆特製ブレンドのごま七味をご用意しました。麺、だし、薬味のひとつひとつにこだわり抜いた自信作です。
〈京都𠮷兆〉
にゅうめん(1食) 税込1,080円
●オンラインショッピングでも販売しています。詳しくはこちら
とろ~り、葛あんをまとった、
もっちり、れんこん饅頭。
今が旬のれんこんはビタミンCや食物繊維が豊富で、薄切りで炒めればシャキシャキ、乱切りでゆっくり煮るとホクホク...と切り方や加熱方法によって食感が大きく変化するユニークな食材。こちらはすりおろして揚げて炊いた、もっちりした口当たりを楽しむ、れんこん饅頭です。中には帆立の貝柱、ゆりね、椎茸が混ぜてあり、風味も食感も豊か。吉野葛でとろみをつけたあんは、菊菜や人参が彩り華やか。紅葉麩と粟麩も添えました。軽く温めて召し上がってください。
〈二傳〉
惣菜など各種
[2種]税込1,080円から
[3種]税込1,620円から
[4種]税込2,160円から
れんこん饅頭のあんかけ(1人前)税込540円相当
※2パック以上での販売のため、単品販売はしておりません。
良質の綿実油を使い、
薄衣でさっくりと。
圓堂の揚げ油は"サラダ油の王様"と称される綿実油(めんじつゆ)。綿花の種子を圧搾したもので、酸化しにくく臭いやクセがなく、さっぱり軽くて、しかも素材の持ち味をしっかりと引き出します。写真の天ぷらは、ぷりぷりとした海老に玉ねぎや人参、みつばを取り合わせした季節のかき揚げと、定番人気のいか、さつまいも。このまま天つゆや塩をつけて味わうのはもちろん、温かい麺類にのせるのもおすすめです。さっくり薄衣で揚げてあるので、麺やだしとも上品に調和します。
〈天ぷら八坂圓堂〉
天ぷら各種(1個)
海老と野菜のかき揚げ、
いか 各税込280円
さつまいも 税込180円
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- ※季節のメニューなど、商品により販売期間が限られていますので、ご了承ください。
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- ※写真はいずれも盛り付け例です。皿などの容器は商品に含まれません。