2022/1/5~1/19[小寒]
味わいつくす、
骨正月。
昔は松の内を過ぎた20日頃を骨正月と称し、
お正月のご馳走だった塩ぶりや新巻鮭のアラで大根やかす汁を炊きました。
新鮮な食材がすぐ手に入る現代では聞かなくなりましたが、食材を大事に味わいつくす心は守り続けたいですね。
2022/01/07
出世魚として知られる、ぶり。
成長するにつれて呼び名が変わる出世魚のひとつ、ぶり。関西では、もじゃこ→わかな→つばす→はまち→めじろ→ぶりと言い、地域によって稚魚や若魚の呼び方はさまざまですが、体長80cmほどの成魚をぶりと呼ぶのは全国共通のようです。漢字で鰤、魚へんに師と書くのは、師が大きい・年を経たという意を表すという説や、師走の頃から脂がのっておいしくなるためという説も。今の時期は寒ぶりと呼ばれ、まさに食べ頃です。
季めくり季の味■地階 京の銘店そう菜売場
寒さが磨いた
冬の出合いもん、ぶり大根。
ぶりは出世魚=立身出世を願う縁起ものとしてお正月に欠かせないご馳走であり、昔はアラを使ったぶり大根が"骨正月"のお決まり料理でした。こちらは、分厚い切り身を贅沢に使った、ぶり大根。ふっくらしっとり柔らかいぶりの身と、そのうまみが中までしみた大根は、とろけるような至福の味わいです。寒さとともに、ぶりは脂がのり、大根は甘みが増し、どちらも今がおいしい時期。"出合いもん"と呼ばれる相性のいい組み合わせです。
〈二傳〉
惣菜など各種
[2種]税込1,080円から
[3種]税込1,620円から
[4種]税込2,160円から
ぶり大根(1人前)税込540円相当
※2パック以上での販売のため、単品販売はしておりません。
身も心もあったまる、
具だくさんの優しい味わい。
鮭、大根、にんじん、ごぼう、ねぎ、こんにゃく、油揚げ、粟麩など実に具だくさん! かす汁も昔は"骨正月"のお決まり料理でしたが、料亭らしい味わいで贅沢な一品に。国産酒粕をたっぷり使用しただし汁と具材がセットになっていて、鍋で汁を温め、具材を入れてひと煮立ちさせたら、できあがりです。2人前の量が入っているので、ふたりで仲よく分けても、ひとりでおかわりしても。ほどよく酒粕の香りが立つ、上品でまろやかな風味と温もりが、じんわりと五臓六腑にしみわたるよう。
〈下鴨茶寮〉
かす汁(2人前)税込648円
※写真の盛りつけ例は1人前の量です。
冬の京野菜のひとつ、
香り豊かな堀川ごぼう。
400年前から栽培されている京の伝統野菜、ずっしりと太い堀川ごぼう。ごつごつした見た目に反して繊維が柔らかく、中心に空洞があり、そこに詰めものをした料理が多いですが、圓堂では独特な歯ざわりや風味をしっかりと味わえるように、中心部をくり抜いて周りの部分だけを天ぷらに。ぷりぷりした海老と野菜を取り合わせた彩り楽しいかき揚げ、ほっくり優しい甘みのかぼちゃの天ぷらもぜひどうぞ。
〈天ぷら八坂圓堂〉
天ぷら各種(1個)
かぼちゃ 税込120円
堀川ごぼう 税込250円
海老のかき揚げ 税込280円
嵐山本店で好評の
お造り用醤油をご家庭でも。
京都𠮷兆 嵐山本店を訪れたお客様から「お造り用のお醬油がおいしい」とたびたびお褒めがあり、同じ素材と製法でご家庭用にと開発した醤油です。国産丸大豆の天然醸造濃口醤油に、国産の本枯かつお節と道南の真昆布を漬けこんだ、まろやかなうまみ。今が旬のぶりのお造りも、その味わいがぐっと引き立ち、調味料の大切さを実感します。酸化や劣化を防いで、鮮度と味わいを保つよう、二重構造の密封ボトルを使用。"万能醤油"として、お造りだけでなく、おひたしや和えもの、煮もの、炒めものなど、いろいろな料理に使えます。
〈京都𠮷兆〉
うま味醤油(200ml)税込1,296円
●オンラインショッピングでも販売しています。詳しくはこちら
- ※本記事の内容はホームページ掲載時の情報です。
- ※季節のメニューなど、商品により販売期間が限られていますので、ご了承ください。
- ※やむを得ない事情により、食材の一部を変更する場合、予告なく価格変更、販売終了する場合がございます。
- ※写真はいずれも盛り付け例です。皿などの容器は商品に含まれません。